バール・アルテシェフのつぶやき

昔、買い揃えた料理書を読み返しております・・

確かに時代の移り変わりにより、盛り付け方、ボリューム、器の違い、また料理構成など変化しているのが見受けられます。

でも、料理自体の根幹は変わっておらず、あの当時身に覚えた知識、経験が活かされているのだと実感しました。

私が西洋料理の業界に入ったのが18歳でした・・

もう、かれこれ35年になるのに、月日が経過する速さに、ただ驚きます(笑)

あの当時のフレンチでは、ヌーベル・キュイジーヌ(新フランス料理)が誕生し世を席巻しておりました。

その時全盛であった、シェフの本なども購入し読み返していますが、あまりにも前衛的な料理は今の世では残っていないですね・・

結論、クラシカルな料理を、根幹に身に付いておられるシェフの料理は、生き残っており、やはり受け継がれる料理や、クラシック料理(古典)は廃れません。

日本料理でも、野菜の煮込み、肉じゃが、などの家庭料理は生き残るはず・・

それを無理に、変に構築したりするのが、もてはやしたりしている風潮ありますが、変わってはいけないものも大事だと、私は強く思います。

ビジュアル的にも、近頃の西洋料理は食花ばかりで(苦笑)

なんか皿がチープなんですね・・

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