ようやく食欲の秋到来ですね！　まともな気温になって来ました（笑）

今日は西洋料理でのお客様の嗜好について語ります（笑）

お客様の嗜好も千差万別でありますが、下町で営業してきて15年経過してくると、だんだん解ってきた感じがします。

レストランなどを食べ歩く、ブロガーって方いるのですけど、あそこまで一般人知識ある訳などなく、そこの方に基準置くと、まぁ一般人のお客様はチンプンカンプンです（苦笑）

特に、創作料理ガストロノミーなどの、食べてみないと味の判断付かない料理は余程のマニアぐらいしか飛びつきませんね・・

私が気づいたのに、シンプル・イズ・ベストまさにこの言葉に尽きます！

あまり、ゴチャゴチャ組み合わせない（笑）

肉ならロースト、炭火焼でジャストな火入れ、そしてソース添えるなら、ガッツリ添える・・

その素材を活かしたいなら、昔からある調理法を極限まで極める・・

創作料理なんて、自己満だよと、同業者のシェフ、そしてお客さんも言っていましたが、やはり昔から伝わる調理法や組み合わせに勝る物は無い・・

仮に存在していても、ほんの少しぐらいで全部全部ガストロノミーなんて、かつて絶大に人気のあったエル・ブジだってネタ切れで閉店したのだからって・・（苦笑）

有名なシェフが同人誌で語っていましたが、自分の年齢が加齢する度に自分の料理のスペシャリテの精度を上げ、引き算のように無駄を省くのに専念しているとの、コメント読み、私も同じ心境になったのかと・・！　

なんだか感慨深くなりました。

自分も、既にそんな年齢に差し掛かってきたんだなぁ・・・（笑）

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