バール・アルテシェフのつぶやき

2005年の正月明けから、一人店の片付けを始め、成人式過ぎから業者の解体工事が始まりました・・

解体屋は人力ですと、バール(工具)一本でなんでも破壊でき、あっという間に以前の店舗が1日で無残な状況にまで破壊されたのを強く覚えております(苦笑)

友人の店舗施工管理者が、止めるなら今だよ? と軽口言っていたのが今でも鮮明に蘇ります。

新しい店作りには必需な工程なのですが、親が築き上げた店舗を壊すってなんとも後ろめたい気分がありましたね・・

大部分が破壊されてから、今まで店に備え付けられていた重機の搬出作業に苦労していました・・

大型冷蔵庫、洋菓子の平釜オーブン2台分、ミキサー、作業台などなど・・

捨てるだけで驚く費用かかったのがショックでした(苦笑)

そのあとの工程が、土間などのコンクリをハツる作業で家の中にユンボが入り大振動で作業する姿に、本当に大丈夫なのか!?と唖然と見守るだけでした。

家の一階部分が、きれいなスケルトン状態になると、築50年以上であった木造建築であるので補強せざる部分が発見され、追加費用で憂鬱になったのが思い出です(笑)

友人の一級建築士が、あまりにも古い家屋の現状を見て呆然としていたのが強烈な印象でしたね(苦笑)

とにかく、こんな状況で本当に店舗が出来上がるのかって?

完成時のパースを見ても半信半疑で、どえらい事を始めたのだと、ただ驚愕であり、頭の中は真っ白状態でした(笑)

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