バール・アルテシェフのつぶやき

折り込みパイのイタリア語がパスタ・スフォッリアです。

イタリア語ですとマイナーですけど(笑)

フランス語ですとフィユタージュでして菓子職人は一般的にフィユタージュと呼称します。

久しぶりに、そのパスタ・スフォッリア、フィユタージュを仕込みました。

ジビエの特注がありまして、折り込みパイ生地によるパイ包みご用意しました!

ほぼ、イタリア料理ではない部類ですが、ジビエを美味しく頂く調理法がこのパイ包みです。

私が実家の洋菓子店を継いだ時、親父から折り込みパイの技術をマスターしておくと料理の幅も広がるぞ!と云われ習得しました。

先代の親父は折り込みパイの技術が秀逸で、未だに親父の手際良さと真夏でもパイを折り込める技術には到底及びつかない次第です・・(苦笑)

とても手間がかかる仕事でして、何か特注でもないと、ご用意できない代物ですけど、やはり難しい仕事はアドレナリン脳内放出まくりで、痺れます(笑)

先日、ガストロノミーの料理を頂きましたが、今の若い子、この折り込みパイによるパイ包み、出来るのか?

この料理は西洋料理のテクニックが豊富に含まれていて、古典ですが習得できたら自分への財産となるのですが、今の子はスルーする部類ですね(苦笑)

西洋料理人なら、最高峰の料理である部類であると確信しており、当店でもその位置づけで調理しております!

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