バール・アルテシェフのつぶやき

今でこそ、普段使いの店利用として、イタリアンバル的な店ですが、開店から数年は、低額なコースを中心とした店の設定をしておりました。

風向きが変わり始めたのはリーマンショックから不景気を肌で感じ始めまして、そして震災からが、劇的に店舗経営が変わった節目かと思います。

そしてこの新型コロナウィルス ・・

ある程度立地の良い場所で飲食店経営者されている方が、大変だと見聞きします。特に高いテナント料が派生する場所での経営ですと、居酒屋程度の単価では厳しく、どうしてもコース料理主体、店側も最低料金幾らって、表示して経営に望みます。そんな場所での食事、接待やら記念日祝い、なんらかの特別な日利用が当たり前の日常に、このような非日常が続くと、先が見えない恐怖です。

たまたま、昔撮影した料理の写真がクラウドに保存されていて、あの当時は白トリュフづくしで、めちゃコスパ良い料理やっていたんだぁって苦笑いしてしまいました。

アルテのある地域では、あのような料理を続けても、晴れの場所ではないのでお客様の波も続かないと思い、普段使いの店へとチェンジして行った次第です。

ちょうど、偶然にもクラウドの写真を見て、節目に差し掛かっている暗示かなと思えた3月初めの今日でした・・

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